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世界のラボ紹介: Gelatin Labs (アメリカ)

現像

Gelatin Labs (ゼラチンラボ) は、アメリカのニューヨーク郊外にあるフィルム現像ラボです。2018 年に、ダグ・クルーガー、ベン・クルーガーの親子によって立ち上げられました。

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元々は身内で撮影したフィルムを現像するための家族プロジェクトですが、次第に規模を拡大し、2023 年には 16 マイル = 25km 相当分のフィルムを現像したようです。店舗を持っていないのが特徴で、オンラインで注文を受け付け、郵送で全米からフィルムが届いています。

YouTube チャンネル でラボの様子を垣間見ることができますが、Noritsu 製の現像機・スキャナの他に、Colenta の現像機を導入しています。Colenta はオーストリアの現像機器メーカーで、アメリカでも同社の現像機を使っているラボは珍しいのだとか。

ラボの名前の Gelatin は、フィルムの原材料であるゼラチンからきているそうです。